患者さま・ご家族の皆さまへ

当研究会の目指す緩和ケアとは

緩和ケアという分野は医学の中でも新しい分野で、多職種で行う横断的な医療です。患者さんは身体的、社会的、経済的、スピリチャルな、全人的苦痛があると言われています。緩和ケアは患者さんとその家族の生活の質を改善する取り組みです。医師だけが頑張っても良い緩和ケアは提供できません。看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、歯科衛生士、社会福祉士、栄養士、音楽療法士、チャプレンなど様々なスタッフが協力し、患者さんやその家族をサポートします。

私たちは、大学でも地域の現場でも、どの科を専門にしていても、どの様な職種であっても、長野県の医師と医療者全員が、同じ緩和ケアの視点を持って患者さんの状況を評価し、ケアできる様になることを目指します。長野県の皆さんに、地元で医療を受けてよかったと思っていただけるような緩和ケアを提供できるよう、努力いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

長野県緩和医療研究会 代表世話人 信州大学医学部附属病院 間宮 敬子

緩和ケア勉強会

当研究会では、患者さま、ご家族の皆さまを対象に緩和ケアについてより理解を深めてもらうことを目的に、定期的に勉強会を開催しております。

お問い合わせ

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